HAMAMATSU PREFECTURAL DISASTER-PREVENTION LEARNING CENTER|浜松市防災学習センター

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はまぼ~日記 2019.11.15

人々が紡ぐ災害の歴史

先日センターの職員研修で「彦助堤」と「細江神社」へ行ってきました。

まず初めに向かったのが彦助堤。約350年前、天竜川の氾濫を防ぐため

堤防作りに力を尽くした松野彦助の名前にちなんでこう呼ばれています。

碑石のある入口から500mほど、堤の跡が残されています。

人の手によって作られた堤を歩いてみて、昔の人々の力強さを感じました。

 

次に向かったのは、彦助堤から車で30分ほどのところにある細江神社です。

1498年の明応地震による大津波で、浜名湖の今切口近くにあった御神体が

気賀の「赤池」に漂着したと伝えられています。

神社では、そのことが分かる当時の地図を

神社から数分のところには赤池を見ることができます。

細江神社に行ったときには、一緒に見学してみてはいかがでしょうか?

 

昔は川が氾濫したり、津波が起こったりするたび

今よりも大きな被害があったんです。

私たちが昔より良い暮らしができるのは、過去の災害を体験した

たくさんの人々の努力と思いがあったからなんだと改めて感じました。

そのことを考えると、私たち一人ひとりがいま、自分の命を守るために

できることをすることが大切なんだなと思いました。

                          担当:L

 

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